滋賀県の日本共産党は1日、関西電力に、再稼働した高浜原発4号機の運転停止と、同3号機、大飯原発3、4号機の再稼働を行わないよう申し入れました。さいとう幸子衆院滋賀1区候補、節木三千代県議、杉浦智子、石黒賀津子、岸本典子、立道秀彦、林まり各大津市議が関電滋賀支社(大津市)を訪れ、岩根茂樹社長あての要望書を提出しました。
さいとう氏らは、高浜原発3、4号機の再稼働を認めた3月の大阪高裁決定について「原子力規制委員会の新規制基準を正当化し、これに適合していれば安全だという新たな『安全神話』を追認するものだ」と批判。地震や津波の想定、安全対策、避難計画などへの県民の不安は拭い去られておらず、三日月大造知事が「再稼働は容認できない」とコメントし、越直美大津市長が「再稼働すべきではない」とコメントとしていることを指摘しました。要望書
2017.06.02