10月27日投開票の総選挙で、ご支持いただいた県民のみなさん、ご支援をいただいた支持者、後援会員、サポーター、党員のみなさんに、心から感謝申し上げます。同時にたたかわれた湖南市議補選では立入善治さんが当選し、甲賀(こうか)市議補選では小西喜代次さんが残念ながら議席獲得には及びませんでしたが、大健闘しました。ご支持いただいた市民のみなさんに、重ねて感謝申し上げます。
総選挙では、自民党と公明党に「与党過半数割れ」という厳しい審判が下りました。国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求する、新しい政治プロセスが始まったことを示しています。日本共産党はこの歴史的結果を心から歓迎します。滋賀県でも自公の比例得票は前回比7万4,470票減、得票率で約10%下がり33.76%となりました。小選挙区1区・黄野瀬明子さん、3区・佐藤耕平さんを先頭に、「しんぶん赤旗」がスクープした裏金問題を厳しく追及した日本共産党の論戦が、こうした結果につながる力を発揮しました。
また、消費税5%減税、最低賃金時給1,500円、年金支給額引き上げ、学費半額減免など、物価高騰に苦しむ県民の暮らしを守る政策、軍事費削減と大企業・富裕層に応分の負担を求める財源論、さらに、平和外交、気候危機打開、ジェンダー平等、賃上げと一体に労働時間を短縮、自由な時間拡大などの訴えに、熱い共感の声が寄せられました。引き続き、県民要求にもとづく運動を起こし、比例近畿ブロックで当選した辰巳孝太郎さん、堀川朗子さんと力を合わせ、公約実現に全力をあげる決意です。
日本共産党は、小選挙区沖縄1区で赤嶺政賢さんの当選を勝ち取りましたが、比例代表選挙では、改選9議席から7議席に後退する残念な結果でした。滋賀県での比例得票も、直近の2022年参院選4万8,678票(得票率7.96%)から、4万4,909票(同7.26%)に後退しました。党の力不足が大きな要因です。党員と「しんぶん赤旗」「滋賀民報」読者を増やし、強く大きな党をつくりながら「国民とともにたたかう選挙」の探求を進めます。
総選挙総括を深めるとともに、党内外のみなさんから寄せられるご意見に耳を傾け、今後の活動の力にして、来年の参議院選挙、高島市議選、秋の5市議選での勝利を勝ち取る決意です。引き続き、みなさんのご支援をお願いします。
2024.11.01