日本共産党滋賀県議団(2人)は23日、カジノのための大阪・関西万博の中止を国に求めるとともに、県として子どもを動員しないよう求める緊急要望書を三日月大造知事と福永忠克県教育長宛てに提出しました。節木三千代、中山和行の両県議が、県の担当者に手渡しました。
要望書は、万博会場となる夢洲1区はもともと立入禁止区域となっていたところで、ガス爆発事故の原因となったメタンガスは万博開催中も排出され続け、コンクリート等で地表を覆えばメタンガスが地中に滞留することでさらに危険になる恐れがあると指摘。災害時の避難計画もなく、大規模集客施設を建設すること自体が無謀であり、これ以上工事を進め万博を強行することは許されないと訴えています。
節木氏は、県としてガス爆発事故など現地の情報を収集すべきと要請。中山氏は「もともとは、ごみの集積場で人を集めるような場所ではない」と強調しました。
要望書
2024.05.24