日本共産党滋賀県委員会と党県議団、党高島市議団は26日、7月に同市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場での実施が濃厚となっている日米共同訓練の中止を求める要請書を防衛大臣宛てに提出しました。きのせ明子党滋賀1区ジェンダー平等委員会責任者、森脇徹、福井節子の両市議らが今津駐屯地の担当者に手渡しました。
要請書は、前回2021年の訓練期間中に120ミリ迫撃砲弾が演習場外に着弾する重大事故が起こったことや、今回の訓練では、新配備の16式機動戦闘車や戦闘ヘリからの実弾射撃訓練など、かつてない危険な訓練となる可能性が高まっていることを指摘。
森脇市議は「日米首脳会談直後の訓練に、市民は今までとは違う危機感を持っている」と訴えました。
「あいば野平和運動連絡会」も同日、要請書を今津駐屯地に提出し、「米軍の指揮下に組み込まれる訓練は断じて容認できない」などと訴えました。
2024.04.26