滋賀県知事選が１０日投開票され、日本共産党の小西喜代次氏（７２）は８０，３０１票（得票率１３．１５％）を獲得しましたが及びませんでした。当選したのは、現職の三日月大造氏（５１）＝自民、公明、立憲民主、国民民主、社民の各党支援＝でした。 　小西氏は、県民に負担を強いる「交通税」や県立３病院の民営化をストップし、中学卒業までの医療費無料化や学校給食費の無償化、加齢性難聴者の補聴器購入のための補助を実現しようと訴えました。得票は、前回の日本共産党推薦候補の１０４％でした。
　小西氏は「立候補の表明から約１カ月間、多くのみなさんから激励や歓迎の言葉をいただき、力の限り頑張ることができた」とあいさつ。「明るい滋賀県政をつくる会」の人たちと一緒に、選挙で掲げた５８項目の政策について取り組んでいきたいと表明しました。
　日本共産党県委員会の石黒良治委員長は「小西さんに立候補していただいたことによって、大戸川ダムや『交通税』、県立３病院民営化の問題など、争点を鮮明にすることができた」と述べました。
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　開票結果は次の通りです。
当選　三日月大造　５１　無現　５３０，４６０
　　　小西喜代次　７２　無新　　８０，３０１
　　　　　　　　　　　（投票率５５．２８％）