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10月28日 照明弾落下問題で防衛省に申し入れ

DSC_1769_1 滋賀県高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場から発射された照明弾が場外に落下した問題で、日本共産党県委員会と県議団、高島市議団は28日、防衛省に対し、同演習場での実弾訓練を行わないよう強く要請しました。大門実紀史参院議員が同席しました。
 森脇徹市議は「市も市議会も、今回の事故が企業の開発中の試射弾であったということを聞いてびっくりしている」と強調。福井節子市議は「台風かと思うほど風の強い日だった。パラシュートが付いていれば、演習場外に出る可能性は十分あった。試射を実行したことが問題だ」と指摘しました。
 大門氏は、防衛省が場外落下の原因について、射撃に問題はなく風の影響かもしれないが特定はできないと回答したことについて「実施すべきではなかった訓練を行ったのであれば人為的ミスだ。それを問われたくないから風だとも特定しない。そうであれば重大問題だ」と厳しく指摘しました。
 黄野瀬明子県議は、饗庭野では4年間に3回も重大事故が起こったが、隊員への教育が徹底されていないと言うしかないと批判。佐藤耕平党県国民運動部長は、パラシュートの落下地点を確認していなかったことや、風にあおられやすい高い高度での射撃試験を中止しなかったことが問われると指摘しました。
 井上哲士参院議員秘書も同席しました。
19.10.28防衛省要請書(改定①)_ページ_1要請書