滋賀県の日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の各県組織の代表と嘉田由紀子氏（６９）＝無所属＝は３日、参院選に向け、大津市で「広範な市民と力を合わせ、全力で野党統一候補・嘉田由紀子の勝利をめざす」協定書に調印しました。
　協定書は、４野党が合意している「共通政策」の実現をめざすことを確認。「共通政策」は、現行の安保法制を廃止することや、自衛隊を明記する９条改憲に反対すること、安倍政権による消費税率引き上げに反対することなど９項目と、「市民連合」が立憲野党４党１会派と調印した「要望書」の実現をめざします。
　嘉田氏は「たいへん身の引き締まる思いです」と切り出し、勝利をめざして奮闘する決意を述べました。
　日本共産党の石黒良治県委員長、立憲民主党の笠原吉孝県連代表、国民民主党の徳永久志県連代表、社民党の小坂淑子県連合代表が出席。石黒氏は「安倍政権を倒して、国民が主人公の新しい政治を市民と野党で実現していくために嘉田さんと力を合わせて頑張りたい」と述べました。

協定書

共通政策