滋賀県高島市で3日、陸上自衛隊の饗庭野(あいばの)演習場(高島市)と今津駐屯地(同)、明野駐屯地(三重県伊勢市)での日米合同演習(4~15日)に反対する集会が開かれ、350人超が参加しました。9条改憲や沖縄・辺野古新基地建設を強行しようとする安倍内閣の退陣を求める集会宣言を採択しました。
実行委員会の代表は「県民の声を無視して演習を強行することは許せない」とあいさつ。日本共産党基地対策委員会責任者の小泉親司氏が基調報告し、「オスプレイを導入した戦争の準備のための訓練」だと危険性を指摘。「演習反対のたたかいの中で、いま安倍内閣によって進められているごまかしの政治、改ざん・隠ぺい・腐敗した政治をただすために力を合わせて頑張ろう」と呼びかけました。
「あいば野平和運動連絡会」の事務局長が、迫撃砲着弾事件(18年)や重機関銃貫通事件(15年)が起こった饗庭野での実弾訓練の中止を訴え。「オスプレイ来るな!三重県民の会」の代表は、前日に明野駐屯地にオスプレイ3機が飛来した時の様子を報告しました。
集会実行委員会に参加する日本共産党滋賀県委員会の佐藤耕平常任委員(参院滋賀選挙区候補)は「アメリカと一緒になって海外に攻めていく訓練は絶対に認められない」とスピーチしました。
2019.02.03