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6月27日 節木、黄野瀬の両氏がブロック塀を視察

DSC_0820_1 大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒壊し児童が死亡した事故を受け、滋賀県教育委員会が実施したブロック塀等の緊急点検の結果(速報)が25日公表されました。日本共産党の節木三千代県議、黄野瀬明子県政対策委員長は27日、大津市にある県立の堅田(かたた)、膳所(ぜぜ)の両高校を視察しました。
 堅田高校では、テニスコートに隣接する壁打ち練習用のブロック塀が規定の高さ2.2㍍を超える2.8㍍で、ひび割れが生じていました。現場は立入禁止の措置がされていました。学校の担当者は「『びわ湖国体』(1981年)の頃、昭和50年代に造られたのではないか」と話し、県教育委員会が3年に1度業務委託している学校施設の安全点検の対象になっていなかったことが分かりました。
 膳所高校では、民家との境界壁の高さが規定を超える2.35㍍でした。図面により鉄筋が入っていることは確認されていました。生徒が日常、通行するところではないことから対応はされていません。両高校ともブロック塀に控え壁はありました。
 節木県議は「今回の緊急点検は、学校関係者による調査です。対応を現場まかせにせず、二度と痛ましい事故が起こらないよう、県が早急に責任を持って総点検し、迅速に対応するよう求めていきたい」と語りました。