■あいば野日米合同演習を6日から18日まで強行(2015年9月1日)
8月31日に陸幕広報室が発表した「日米共同訓練(概要)」などで、今回のあいば野を中心とする日米合同演習は、9月6日から18日まで実施されることが分かりました。
米軍は沖縄県に展開中の第2海兵連隊第1大隊(200名)、日本側は高知県駐屯の第14旅団第50普通科連隊(350名)が参加するもようです。
9月6日(日)に開始式と装備品展示会を行い、7日から実弾射撃訓練を始めるとしています。
7月16日に発生した「演習場外の民家への重機関銃の銃弾被弾事件」で、いったんは中止していたあいば野演習場での射撃訓練は、8月27日の高島市と今津駐屯地の「覚書」をもとに、再開を強行することになります。
演習場周辺の住民は、「『跳弾による事故』と断定して事件の真相を解明せず、安全対策もとられない中で、日米合同演習を実施するのは遺憾」と、防衛当局と自治体の対応に怒りの声をあげています。
同時に実施される岡山県・日本演習場を使用した訓練は、9日にCH-53(海兵隊)、UH-1、CH―47(陸自)のヘリコプター4機と約80名が参加し、「ヘリボーン訓練」を実施すると通報されています。
あいば野平和連絡会は、戦争法審議の最中となる、あいば野日米合同演習の強行に強く抗議し、「NO!戦争法 日米合同演習反対9.6あいば野大集会」の成功を訴えています。
NO! 戦争法 日米合同演習反対9・6あいば野大集会
9月6日(日)午後2時
高島市今津町・住吉公園(JR湖西線近江今津駅近く)
午後2時 集会とデモ
主催/ふるさとをアメリカ軍に使わせない県連絡会