Q なぜ「比例代表は日本共産党に」というのですか?
A 比例選挙は,すべての票が、日本共産党の議席に結びつきます
衆院議員選挙で、あなたには2票の権利があります。
ひとつは小選挙区の投票です。近畿では48区あり、各区の定数は1です。候補者名を書いて投票します。
もうひとつは政党名を書いて投票する比例代表選挙です。比例代表は、全国を11ブロックにに分けて投票が行われます。
滋賀は、大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山がふくまれる近畿ブロック(定数29)に属しています。
この比例選挙は、衆院選挙では、参院選と違って、政党名で投票します。
比例選挙で個人名は無効です
比例選挙では、候補者名では無効になってしまいます。比例代表の坪田いくおさんを当選させたい人も、「坪田いくお」ではなく、「日本共産党」と政党名でお願いします。
小選挙区は、候補者名で投票します。滋賀は1区から4区までの4つの地域が小選挙の区域です。1区は「佐藤こうへい」、2区は「中川むつ子」、3区は「西川ひとし」、4区は「西沢こういち」と、候補者名で投票してください。
投票所では、記入机の前に、比例選挙の場合は政党名が書かれた表示が、また選挙区選挙の場合は候補者名が書かれた表示がしてあります。
比例代表は1票も無駄になりません
比例選挙は、政党の得票におうじて、当選議席数が決まります。あらかじめ各政党が決めた名簿順位に従って当選者を決めます。これは、民意をもっとも正確に議席数に反映する制度です。
比例代表は「日本共産党」と書いていただく人が増えれば増えるほど議席が増え、どの一票もムダになりません。
小選挙区は、たとえば1つの選挙区に5人立候補者があるとすると、総投票数の5分の1、20%以上を獲得した候補者が1人しか当選できないため、残りの最大80%の声が生かされません。これを「死に票」などということがあります。民意が政治に最も反映しにくいのが、定数1の小選挙区制です。
民意が議席数に正確に反映することを恐れる政党は、すきあらば比例定数の削減をと、ねらっています。
選挙区選挙も必勝をめざしています
日本共産党は、こういう2つの選挙制度があるもとで、「比例を軸に」の方針をつらぬき、「比例は日本共産党へ」と訴えています。
同時に、小選挙区でも当選できる可能性が大きくなっている今回の選挙では、小選挙区でも勝ちにいくかまえです。滋賀でも全区に立候補して頑張っています。
全国で160万票以上、滋賀では10万4000票以上をめざしています
日本共産党は、今回の総選挙で、比例得票を全国で650万票、得票率10%以上をめざしています。
滋賀を含む近畿ブロックでは160万票以上、滋賀では1万4、000票以上をめざし、日本共産党の議席をこれまでの2議席から3議席に回復させ、さらに4議席以上をと、頑張っています。
近畿ブロックの目標160万票は、次のように計算されました。
一人の候補者が確実に当選できる得票率は、100%を「定数プラス1」で割った数字です。
近畿ブロックでは、定数が29ですから、100÷(29+1)=3・3(%)となります。これから2議席は3・3X2、3議席は3・3X3です。近年の最高投票率は1980年の69・85%で、この投票率を勘案して、3議席確保のために挑戦する得票目標を計算し、160万票とはじきだしました。
これをさらに天井知らずで上積みすれば、4議席以上獲得できます。近畿では比例候補を8人発表しています。8番目まで全員が当選できるよう、支持の輪を大きく広げることにお力をお貸しください。
近畿は全国の躍進を引っ張っています
近畿は、歴史的に、国政選挙で全国の先がけの役割を果たしてきました。
1996年の総選挙では、全国で153万9千票(得票率17・48%)、京都3区の当選を含め、合計7議席を獲得し、全国26議席の躍進に大きく貢献しました。
前回総選挙では、73万2,000票(7・52%)で、3議席から2議席に後退しましたが、この間の参院選で101万票(11・31%)を投じていただき、前進に転じることができました。
日本共産党は、「政治を変えたい」と願う国民のみなさんと力を合わせ、この前進をさらに前に進めることができるよう頑張り抜きます。
全国は一つです
全国は一つ、近畿は一つ、滋賀は一つ。比例は日本共産党とお書きください。全国のお知り合いに「今度は共産党と書いてみようと思う」とお声をかけて下さい。全国どこでも、比例の投票は「日本共産党」です。
そして選挙区選挙では、ぜひ日本共産党の候補者へ投票してください。全国の選挙区の候補者名簿があります。このホームページからも見られます。ご活用ください。