20131208
●安倍内閣は昨晩「秘密保護法」を参議院で強行採決しました。国会周辺を埋め、全国各地で抗議に立ち上がった人たちとともに、日本共産党は満身の怒りを込めて、自民党、公明党に抗議します。
●秘密保護法は、国の重要問題から、国民の目と耳、口をふさぐ、とんでもない法律です。日本共産党は、引き続き、秘密保護法の撤廃を要求してがんばります。
●国民の目、耳、口をふさぎ、真実を求める人を罰する秘密保護法は、希代の悪法です。強行採決するしかないことに、秘密保護法の正体が現れています。
●民主主義と相容れない秘密保護法の撤廃を要求して、日本共産党はみなさんとともに、引き続きがんばります。
●自民党の石破自民党幹事長は、秘密保護法に反対する声をテロと同じだとのべました。国民の声に耳を傾けない政治家に、政治を担う資格はありません。
●秘密保護法反対の声に耳を貸さず、秘密保護法を強行採決したのは、自民党、公明党の道理のなさ、弱さの表れです。秘密保護法は撤廃しろの声をいっそう大きく盛り上げましょう。
●秘密保護法は、民主主義に真っ向から敵対する法律です。秘密の範囲はあいまいで、いくらでも拡げられ、秘密とは何かということすら秘密です。たまたまそれを知った国民も罰が課され、裁判にかけられても自分の罪が何であるかも分かりません。こんな法律は、かならずなくせます。
●秘密保護法がない今でも、政府の秘密が原因で、福島原発事故では多くの人が避けられたはずの放射能を浴びました。滋賀県にオスプレイが飛んできたときも、飛ぶコースは秘密でした。秘密保護法が動き出せば、平和も暮らしも守れません。
●国民が国政の重要問題を判断できてこそ民主主義です。情報公開は世界の流れです。こうした流れに逆行する秘密保護法は撤廃、廃止をの声を大きくあげていきましょう。
●平和憲法に違反する「秘密保護法」は、みんなの声で撤廃させましょう。
●日本共産党のしんぶん赤旗は、「秘密保護法」に心配する女優の藤原紀香さん、ニュースキャスターの鳥超俊太郎さんはじめ、宮崎はやおさんや山田洋次監督、全国の文化人や弁護士さんなど、多彩な人たちの声を紹介してきました。立場が違っても、秘密保護法反対の一点で共同する、日本共産党のしんぶん赤旗をぜひお読み下さい。