■最低でも200億円 新幹線「びわこ栗東駅(2001年3月14日)

 県や栗東町が誘致を進めている東海道新幹線の新駅「びわこ栗東駅(仮称)」の建設費が最低でも200億円を超えることが14日、開会中の県議会企画県民土木常任委員会で県側の答弁でわかりました。

 県交通政策課によると、県と栗東町が1994-95年度に実施した建設事業費の検討で、最低限の設備となる2ホーム、4線路の場合でも、安く見積もって200億円を超えました。

 新幹線新駅の建設費は、「請願駅」のため、すべて県や周辺市町、企業など、地元の負担とされています。負担の割合は未定です。

 「びわこ栗東駅設置促進協議会」(会長・国松善次知事)はJR東海に2006年度内の開業を要望することも明らかにされました。