■JR草津線の複線化を求める(1999年2月26日)
滋賀県南部の主要な交通機関となっているJR草津線のダイヤや車両、駅舎の改善などを求めて26日、日本共産党の桐山ヒサ子県議候補(甲賀郡区)と同甲賀郡議員団がJR西日本京都支社に申し入れました。
申し入れは草津・貴生川間の複線化やダイヤの改善など23項目。1月末に甲賀郡内の全駅で通勤者からのアンケートを実施して、寄せられた70通の要求をもとにおこなわれました。
草津線を現在の単線から複線にという要求は地元から強い要求となっています。JRは利用度が低いと難色を示してきましたが、この日の交渉では、そのなかでも「たとえば甲西駅で行き違いできるようにして、ダイヤを増発するようにすることも考えられる」などの回答が出されました。
また、午前6時49分の柘植(つげ)発列車が、草津駅で車両連結のため待機停車し、そのために琵琶湖線下りに間に合わない問題では、「連結してからでないと降車できないのは安全のためだが、要望はよく分かるので、検討してみたい」などの回答も出されました。