■保障させようスポーツの権利(1996年6月22日)
日本共産党のスポーツ政策学習会が21日、滋賀県大津市の日本共産党県委員会事務所で開かれ、党中央委員会スポーツ対策委員会の広畑成志事務局長が講演しました。日本共産党近畿ブロック実行委員会が来月6日、大阪市で開くスポーツシンポジウムの成功をめざし、県実行委員会がひらきました。
広畑さんは、「スポーツシンポジウムは元気な日本共産党を象徴するものです」とのべ、県内のスポーツマンの期待の声や、スポーツ界の第一線で活躍する人たちの政治や企業からの不当な利用と圧力への怒りの声、またこれまで開かれたシンポジウムで「はじめて自分のことばで、自由にスポーツを語れた」という感想があったことも紹介しました。
また「フェアな世界のスポーツマンは、しっかりとした考えをもつ日本共産党に共感する人たちが多い」こと、また「政治はスポーツを利用するというアレルギーと反発がある」と指摘。「スポーツは国民の権利、民主的な発展のために力を貸してほしい」とよびかける日本共産党の綱領の立場、政策を解説しました。
参加者は、暴力と服従の学校スポーツの一部の現状を克服する方向や、空手などまだ普及していないスポーツの練習場がほとんどないこと、登山の普及と訓練の場所の確保に日本共産党が奮闘してきたことや遭難救助体制充実の要望、ノンプロ野球の投手が人材派遣業に「使い捨て」られたくやしさもこめてシンポジウムに参加すること、なども話しあいました。