■県や国道工事事務所に申し入れ 滋賀地方議員団(1992年11月24日)
日本共産党の滋賀地方議員団は24日、県の総務、生活環境、商工労働、農林の各部と企業庁、警察本部、また国道工事事務所に、水道料の引き下げ、愛知川第2ダム建設の中止、水上バイクの規制、国道の改善などをもとめ、水口町の国道1号名坂・グリーンバイパス間の4車線化を急ぐことなども求めました。
議員団17人は、ゴルフ場の無農薬化で県の責任回避の姿勢を厳しく批判したほか、びわ湖を汚し危険な水上バイクの規制を求め、「規制しているところがない」という県にたいし、「びわ湖のある滋賀でこそ全国に先例を」と求めました。
企業庁は「水道料の値下げ」の要求に、逆に県用水の値上げ計画を示し、議員団は「水需要を過大に見積り、施設に過大投資しすぎた県の責任を県民に押しつけるのか」と批判しました。企業局は責任をみとめたうえで、「琵琶湖総合計画による矛盾」であると認めました。
警察本部には交通安全対策などを要求、今津町からは弘川宮西町のバス停横断歩道設置で住民から託されたの要望書も提出しました。
国道1号甲西町針‐夏見間の歩道建設の促進や、国道161大津市浜大津交差点‐1号に歩道をの要求には、「市の顔にふさわしいもので作りたい」など、前向きの回答がありました。