■愛東「解同」がまた横車(1992年3月9日)

 愛東町で、住民の批判の強かった豪華施設の「交流センター」予算を減額された「解同」梅林支部が町に、収入役、教育長に辞任を迫るなどの暴挙にでています。日本共産党愛東町議団(松田真史団長)は「暴力に屈せず、町は毅然とした態度をとれ」と訴えています。

 7日の議会全員協議会の席上、柿田仁敏町長があきらかにしたもので、「解同」梅林支部・松井与志高支部長が、収入役と教育長の辞任と「交流センター」建設の中止を要求、「工事の実力阻止」などと宣言しています。

 全員協議会は、日本共産党議員団が主張して「収入役などの辞表は認めず、工事の妨害は告訴も含め対応すべき」と求めました。

 「交流センター」は「解同」支部が要求したもので、自動ドアや全館冷暖房など不当に豪華な施設になっていました。先の町議選では、「解同」の横暴に屈しない町政の確立を訴えた日本共産党が2議席に躍進。議員団の申し入れで、町は自動ドアなど予算の一部を削減しました。

 同町では、これまで「解同」の圧力で3年間に町長が3人も変わる異常事態が続き、「解同」愛知郡協も、松井支部長を「除名」しています。