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5月30日 日本共産党がブルーインパルス「展示飛行」の中止を要請

DSC_2194_1 滋賀県彦根市で開催中の国宝・彦根城築城410年祭で、6月4日に航空自衛隊ブルーインパルス「展示飛行」が予定されています。三日月大造知事が稲田朋美防衛大臣に要請していたことから、日本共産党滋賀県議団(節木三千代、杉本敏隆、藤井三恵子各議員)と同党彦根市議団(山田多津子、山内善男両議員)は30日、知事に中止を申し入れました。
 申し入れ書は、▽ブルーインパルスは、「展示飛行」中の墜落死亡事故を含め、たびたび重大な事故を引き起こしてきた。彦根市上空での「展示飛行」は極めて危険▽当日は近隣の中学校や高校で英語検定試験が行われる予定で、試験への影響や交通渋滞による会場への遅延の心配の声が保護者から寄せられている▽歴史や文化、伝統を発信する「彦根城410年祭」のイベントに、集客だけを目的とした今回の「展示飛行」に疑問の声や、安保法制―戦争法の下で、自衛隊の入隊者が減る中で、「祭り」を宣伝の場にされるのではないかとの心配の声も出されている―と指摘。県民生活の安全・安心を確保するために中止を強く求めています。
    ◇
 彦根市は「広報ひこね」(5月15日付)で、彦根城から半径約10㌔㍍の空域で午後1時から20分程度の飛行と案内し、「低空飛行の際、大きなジェット音がする場合があります」と注意を喚起。城周辺で交通渋滞が予想されることから交通規制を実施するとしています。
 広報ひこね(5/15)