日本共産党滋賀県委員会と党県地方議員団は18日、山下よしき党副委員長・参院議員を迎え、国会報告&要求懇談会を草津市で開きました。山下氏は、裏金問題の追及など国会での論戦を紹介し、共産党の「物価高騰から暮らしを守る緊急提案」を説明。「希望と展望を示す参院選にしていきたい」と力を込めました。
参加者から、駅のバリアフリー化、中小業者に重くのしかかる消費税の問題、農家への所得保障、選択制夫婦別姓、高額療養費の白紙撤回、医療・介護、饗庭野(あいばの)演習場での実弾訓練中止、PFAS汚染問題、年金など、切実な願いや厳しい実態が出されました。
山下氏は、選択的夫婦別姓実現に向けた国会内外の動きを例に挙げ、「衆院での与党過半数割れという状況の下でさまざまな願いを実現できるチャンスだ」と強調。「国民の願いに背を向けるのなら、参院選でさらに厳しい審判を下して国民の願いを実現できる政治にしていこう」と呼びかけました。
さとう耕平党県くらし・雇用対策委員長は「生の声、実態の告発こそが政治を動かしていく力のみなもとだ。頑張りたい」と述べました。
2025.04.23