日本共産党滋賀県委員会の石黒良治委員長は11日、大津市内で記者会見し、来夏の参院選滋賀選挙区(改選数1)に党県委員の佐藤こうへい氏(42)=新=を擁立すると発表しました。佐藤氏は「企業・団体献金、政党助成金の廃止を目指して力を尽くしたい」と述べました。
佐藤氏は、候補者としてたたかった先の総選挙について「今の政治を変えたいという国民の意思が示されて自民・公明与党が過半数割れという結果になった。『しんぶん赤旗』の裏金問題のスクープ、日本共産党の大きな力があった」と強調。「自民党はいまだに企業・団体献金禁止には背を向けている。カネの力で政治がゆがめられる大本を断ち切らなければ、裏金問題も二度と起こらないということにはならない」と述べました。
石黒氏は「参議院で自公を少数に追い込んで、国民の願いが実現できる国会にしていくために滋賀では比例代表10万票の獲得と佐藤候補の必勝目指して全力で頑張りたい」と述べました。
佐藤氏の略歴 兵庫県立姫路工業大学卒。太陽精機(株)勤務を経て民主青年同盟専従。元民青県委員長。2014、21、24年の衆院選、16年の参院比例選挙に立候補。
2024.12.11