日本共産党滋賀県委員会と党県議団は３１日、航空自衛隊奈良基地が２９日に県内上空で訓練飛行を行い、県民から不安と抗議の声が上がった問題で、事前通告のない飛行や基地祭（６月１日）での展示飛行の中止を求めるよう三日月大造知事宛ての要請書を提出しました。
　守山、草津、野洲、大津の各市などの上空を低空飛行したことに、住民から「下校時の子どもが怖がっている」「密集住宅地で事故が起きれば大惨事になる」などの声が出されました。
　要請書は「市街地上空での低空飛行訓練や展示飛行を行うことは極めて危険であり、絶対に許され」ないと強調。節木三千代党県副委員長（県議）は、京都府がホームページで情報提供していることを紹介し、奈良基地から県への事前通告すらないことについて抗議するよう求めました。
要請書　展示飛行経路