滋賀県甲良(こうら)町議選(定数10、2減、立候補16人)が16日告示(21日投票)され、日本共産党の西沢のぶあき氏(75)=現=が、現有議席の確保をめざして立候補しました。ほかに無所属15人が立候補し、6人はみ出しの大激戦です。
西沢候補は、町内で唯一のスーパーが撤退することになった時、住民と力を合わせて「存続を求める署名」を集め、2年前に新たなスーパーが出店した際、町民から感謝の言葉が寄せられたことを紹介しました。
国が5年間で43兆円をつぎ込もうとしている軍事費を福祉や教育に回すよう訴え、「『税金の使い道を変えてほしい』という願いを託してほしい」と力を込めました。
応援に駆け付けた中山和行県議は、住民と力を合わせて高校卒業までの医療費無料化や補聴器の購入補助制度を実現したことなど、党の実績を紹介。定数削減の中、「最後の最後まで頑張って西沢さんを必ず押し上げよう」と訴えました。
日本共産党は「6人はみ出しの大激戦。前回の衆院選比例票(198票)の2倍以上も必要です」と支持を呼びかけています。
2024.01.16