滋賀県竜王町議選（定数１２）が１２日告示され、定数と同数の立候補で無投票となり、日本共産党の橘せつ子氏（６８）＝現＝が２期目の当選を果たしました。
　橘氏は出発式で、町が進めるコンパクトシティ化構想の問題について「全体の予算が示されず、３分の１の『交流・文教ゾーン』だけでも５５億円。物価の高騰で、どれだけの費用がかかるか分からない」と指摘。大型開発よりも給食費の無償化や高齢者の補聴器購入補助など、「子どもや高齢者一人ひとりが大切にされ、みんなが暮らしやすい竜王町にすることが大事だ」と力を込めました。
　中山和行県議が応援に駆け付け、日本共産党議席の値打ちを語って支持を訴えました。