日本共産党滋賀県議団(4人)は26日、「新型コロナ感染症『第7波』から県民のいのちを守るための緊急要請」書を三日月大造知事宛てに提出しました。節木三千代、松本利寛、黄野瀬明子の各県議が県の担当者に手渡しました。
要請書は、22日に県で過去最多の1,760人の感染者を確認し、最大確保病床に対する占有率が25日時点で59.2%になるなど深刻な事態を指摘。命を守るために、▷発熱外来の体制強化、高齢者施設等での頻回検査、無料PCR検査を抜本的に強める▷医療全体の体制強化、臨時的医療施設・療養施設が機能するよう対策を講ずる▷保健所の抜本的な機能強化を支援する▷ワクチン接種は、必要とする人への接種が円滑に進むよう対策を取る▷「BA.5」系統への対策を明確に示す―ことを求めています。
節木氏は「検査も発熱外来も保健所も逼迫(ひっぱく)しているので危機感を持ってやっていただきたい」と訴えました。
黄野瀬氏は「保健所や医療の体制は、新たな感染症にも備えた体制にすべきだ」と拡充を強く求めました。
要請書
2022.07.26