滋賀県知事選が22日告示(7月10日投票)され、日本共産党の小西きよつぐ知事候補(72)は大津市のJR膳所(ぜぜ)駅前の出発式で「自治体は、国の悪政の防波堤になって住民の福祉の向上を図ることだ」と県政の転換を訴えました。
小西氏は、県民の要望を九つの柱からなる58の基本政策にまとめたことを紹介。「さらなる県民負担となる『交通税』の導入と、県立3病院の民営化(独立行政法人化)はストップさせる。公的病院を民営化することは、コロナからの教訓に逆行だ」と述べました。
また、▷中学卒業までの医療費無料化▷小中学校の給食費の無償化▷加齢性難聴者の補聴器購入のための補助▷原発の廃炉を求め、再生可能エネルギーへの転換▷大戸川ダム中止、国民スポーツ大会の簡素化―で命と暮らしを守る県政をつくると力を込めました。
2022.06.22