10月31日投開票が行われた総選挙で、日本共産党は、小選挙区沖縄一区で赤嶺政賢候補の当選をかちとりました。比例代表選挙では、近畿ブロックで現有2議席を確保しましたが、全国では、前回獲得した11議席から9議席に後退し、滋賀県での比例得票も、前回52,812票(得票率8.29%)から47,019票(同7.26%)に後退するという残念な結果になりました。わが党と野党統一候補をご支持いただいた県民のみなさん、コロナ危機のもと、日夜を分かたずご奮闘いただきました支持者、後援会員、党員のみなさんに、心から感謝申し上げます。結果に結びつけることができなかった要因は、私たちの力不足です。党内外のみなさんのご意見に真摯に耳を傾け、選挙総括を深め、今後の活動の力にする決意です。
今度の総選挙は、「市民の会しが」と日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社会民主党の各党県連がそれぞれ共通政策に調印し、4つの小選挙区すべてで野党統一候補を擁立することができました。滋賀三区では日本共産党公認の佐藤耕平候補が、野党統一候補としてたたかい、議席獲得には及びませんでしたが、3区の日本共産党比例得票(10,593票、前回・10,298票)の1.9倍となる20,423票(得票率13.17%)を獲得しました。市民と野党の本気の共闘が大きな力になりました。
1区、2区、4区でも、市民と野党の共闘が自民党現職を激しく追い上げ、小選挙区では惜敗しましたが、4区の徳永久志さん、1区の斎藤アレックスさんが、比例代表選挙で議席を得ました。滋賀における野党共闘発展の大きな力になります。
日本共産党は、コロナから国民のいのちと暮らしを守る政治にきりかえることと、「4つのチェンジ」(新自由主義からの転換、気候危機の打開、ジェンダー平等の日本、憲法9条を生かした平和外交)を訴えて、「政権交代をはじめよう」と呼びかけました。私たちの主張が伝わったところでは支持が広がったと実感しています。公約実現に全力を尽くします。そして、来年の参院選勝利と次期衆院選での政権交代実現をめざして、野党共闘の発展に力を尽くすとともに、党躍進の力となる党勢拡大をすすめる決意です。大きなご支援を、心からお願いします。
2021.11.04