滋賀県甲賀（こうか）市議補選（定数１、立候補４人）は１８日が投開票です。選挙戦は事実上、日本共産党の西山みのる候補と保守系３候補との対決で、１票を争う大激戦のなか最終盤を迎えました。
　日本共産党は現在３議席。西山候補は、７年前に失った４議席を回復するとともに、市内中心部である水口（みなくち）地域の議席を回復し、住民の身近な願いを市政に届けようと気迫の訴えを続けています。
　西山候補は３８年間、生活協同組合で働き、「コープしが」の理事長を１２年間務めました。食と農、消費者の暮らしを守る運動、核兵器廃絶の運動に全力で頑張ってきました。「生まれ育った水口地域のお役に立ちたい」という西山氏に期待が広がっています。
　立憲民主党の元参院議員や市議が応援に駆け付け、無所属の県議からもメッセージが寄せています。西山候補に対し、市民から「いまこそ野党に頑張ってほしい。あんたを応援するで」との激励も寄せられています。
　日本共産党は「自公政治を変えてほしいという有権者の１票を、党派を超えて集めて何としても勝ち抜こう」と宣伝、対話・支持拡大に全力。１７日には清水ただし衆院議員が応援に駆け付けます。