日本共産党滋賀県委員会(石黒良治委員長)と同党県議団(節木三千代団長、4人)は27日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の具体的対策を早急に求める三日月大造知事宛ての要望書を提出しました。
滋賀県では6月の新規感染者は1人でしたが、7月はすでに50人を超えています。要望は、▷感染が疑われる人すべてに速やかなPCR検査を実施する。衛生科学センターの体制を強化し検査能力を大幅に引き上げる▷すべての医療、介護、保育の従事者、入院患者、入所者にPCR検査を実施する▷保健所の医師、保健師、看護師などの人員体制を緊急に補強する▷早急に病床確保を進め、医療機関の減収を補てんする―など7項目です。
石黒委員長は「PCR検査を積極的にやることで、感染力のある無症状の患者を早く見つけ出して対応することが感染の拡大の防止を戦略的に進めていく最も大きな力になる」と強調。節木団長は「クラスターの発生や福祉施設職員の感染が確認され、いま不安が広がっている。検査体制をしっかりしていただきたい」と訴えました。
杉本敏隆、松本利寛、黄野瀬明子の各県議、杉浦智子、立道秀彦、小島義雄、柏木敬友子の各大津市議、高橋直子豊郷町議も参加しました。
要望書
2020.07.27