滋賀県豊郷（とよさと）町議選（定数１２、立候補１４人）は、１票を争う大接戦・大激戦のまま、２０日に投開票を迎えます。どの陣営も必死で、最後までの頑張りが勝敗を分けるたたかいとなっています。
　日本共産党の鈴木べんいち（７１）、高橋なおこ（６６）＝以上現＝、今村えみこ（６４）＝元＝の各候補は「消費税を５％に戻して景気回復を」と力を込め、増税後最初の町議選で日本共産党の３議席躍進を実現し、安倍政権に「増税ノー」の審判を下そうと訴えています。
　日本共産党は、▷高すぎる介護保険料と国保税の引き下げ▷保育園・幼稚園の給食無料化▷学童保育専用施設の建設―などを公約。３候補は「庁舎増改築は身の丈に合った必要最小限の改築にとどめ、税金は町民の暮らしをよくするために使おう」と訴えています。
　町議会は自民系議員が多数を占め、日本共産党以外の多くの議員が庁舎予算の５億円に賛成。共産党の３議席が「命と暮らしを守る確かな力」であることが鮮明になっています。
　「共産党の候補は実績があるから大丈夫」という宣伝が行われているなか、日本共産党は「１票を争う大激戦で誰が落ちてもおかしくない選挙。鈴木、高橋、今村の支持を最後の最後まで広げて必ず３議席を」と全力をあげています。