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10月4日 病床削減の撤回で申し入れ

DSC_0942_1 日本共産党滋賀県議団(節木三千代、杉本敏隆、松本利寛、黄野瀬明子の各議員)は4日、厚生労働省が病床削減の〝目標達成〟ありきで、統合再編の議論が必要とした公立・公的病院の実名を公表した問題で、地域医療を崩壊させる病床削減「再検証」に抗議し、撤回を求めるよう三日月大造知事あてに申し入れました。
 県内では、独立行政法人地域医療機能推進機構滋賀病院(大津市)、大津赤十字志賀病院、守山市民病院、東近江市立能登川病院、長浜市立湖北病院の5病院が公表されています。
 申し入れ書は「国や地方自治体は、住民の命や健康を守るため、医師不足の解消などで、地域医療体制を充実することこそ求められています」と訴え。県が、「再検証」による病院名公表を撤回し、病床削減ありきの公立・公的病院再編統合の押しつけをやめるよう国に求めることを要請しています。
 節木県議団長は「(再編統合が)進まないということは、県民にとってベッドが大切だという証しだ。厚労省のやり方は許せない」と述べました。