滋賀県栗東市議補選(定数2、立候補3人)は28日が投開票です。日本共産党の伊吹ゆう候補(40)=新=が、自民党系、連合滋賀推薦の両候補と1票を争う大激戦を繰り広げています。各陣営とも国会議員や県議が応援に入り、来年の参院選や統一地方選の前哨戦の様相を示し、自共対決の選挙となっています。
伊吹候補は、昨年12月に病気で市議を辞職した母の悔しさを胸に、「市民の命と暮らしを守るために日本共産党の2議席回復がどうしても必要です。何としても議会に押し上げてください」と気迫の訴えを続けています。
日本共産党は、▷高すぎるごみ袋代(10枚500円)の引き下げ▷中学卒業までの医療費の無料化▷「くりちゃんバス」の運行改善―などを公約。総額20億円となる企業誘致奨励金など、大企業優先から暮らしと福祉・教育の充実へと税金の使い方を変えれば実現できると訴えています。共産党の公約に、子育て世代や通院の足を確保したい高齢者など、幅広い世代から共感が寄せられています。
市長選が無投票となったことから投票率の低下が予想されます。
日本共産党は「必ず伊吹候補の勝利を」と全県の支援も受け、宣伝と対話・支持拡大に全力をあげています。
2018.10.26