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6月9日 石黒県委員長が応援演説

DSC_8765_1 日本共産党の石黒良治県委員長は9日、野洲市で開かれた近藤まなぶ知事候補の個人演説会で次のような演説(抜粋)をしました。
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 国民の願いに応えて野党共闘が本当に大きくいま発展しているんです。国民のたたかいも広がっています。憲法9条改憲反対のたたかいを始め、安倍政権打倒をめざす草の根のたたかいが滋賀でも全国でも繰り広げられています。明日は国会前でも、そして滋賀でも安倍政権打倒の市民アクションのいっせい行動がたたかわれます。こんな情勢の中で、三日月さん(知事候補)は自民党と手を組んだんです。

 三日月さんは去年、ほかの党にはいっさい何も言わずに、早々と自民党を訪問して次も知事選挙に立候補するつもりだという思いを伝えたということが報道されました。そして自民党からダム建設推進を迫られて、ダム建設再開につながる勉強会を立ち上がることを議会で表明して、そして自民党の支援を取り付けました。その上、三日月さんは自民党本部を訪れて、あの二階幹事長に「よろしくお願いします」とあいさつをして、二階さんからは「頑張るように」と激励されてきた。今月2日に行われた自民党滋賀県連の大会に、安倍首相とともに出席して、安倍首相にあいさつして激励された。そして自民党県連幹事長からは「全身全霊で支援する」というエールを送られました。

 いま新潟でも知事選挙がたたかわれているんですけど、新潟には安倍さんのお呼びはかからないんですよ。安倍さん来たら票減りますもん。だけど滋賀では安倍さん呼んで、安倍さんと一緒にがっちり握手をする。自民党県議は「もはや自民の知事だ」。こういうふうに言っていると報道されています。

 自民党の支援を受けて、県民の暮らしを犠牲にして大型公共事業を推進する。原発再稼働にも9条改憲にも反対しない。こんな三日月さんへの1票は安倍政権を応援することになるんじゃないでしょうか。国会での野党共闘と一体に草の根から自民党、公明党への怒りの声を上げて共同を広げましょう。国政を私物化し民主主義を根本から破壊する安倍内閣を総辞職に追い込みましょう。知事選挙は、まさに安倍政権に対する国民の怒りの声を示す重要な選挙です。近藤まなぶ候補への支持を広げに広げていただいて安倍政権に審判を下していただきたいと思います。