日本共産党の山下芳生副委員長・参院議員は21日、滋賀県草津市のJR草津駅東口で演説し、「森友学園」公文書改ざん問題について国会報告をしました。
山下氏は、20日の参院予算委員会で27日に佐川宣寿前理財局長の証人喚問を行うことを全会一致議決されたことについて「国民の怒りの世論と野党の結束したたたかいがつくった成果」だと述べました。佐川氏の証人喚問は真相解明の第一歩にほかならず、森友学園との土地取引の時の理財局長だった迫田英典氏、安倍首相の妻・昭恵氏、昭恵氏付きの政府職員・谷査恵子氏にも証人喚問に応じてもらい、国有地の払い下げ、公文書の改ざんについて「徹底的に明らかにすることが国会の役割だ」と訴えました。
山下氏が日本共産党の国会論戦を紹介し「憲法の国民主権と議会制民主主義が壊され、国民と国会を欺いたにも関わらず、その重大性が分からない政権には主権者、国民の声で総辞職をしてもらおうではありませんか」と力を込めると、聴衆から「そうだ」の声とともに大きな拍手が起こりました。
佐藤こうへい党県常任委員も訴えました。藤井三恵子県議が司会を務めました。
2018.03.21