滋賀県近江八幡市長選(2018年4月8日告示、15日投票)で、日本共産党も参加する「住みよい近江八幡市をつくる会」の檜山秋彦代表と「あたりまえの会」の福本幸夫代表は16日、「市民が考える庁舎の会」代表の小西理(おさむ)氏(59)=無所属=と選挙協定に調印し、小西氏の擁立を発表しました。
政策協定書は「冨士谷市政をストップさせ、『小さな庁舎で大きな福祉』への市政の転換をはかり、市民生活優先の市政を実現する」とし、▷「95億円庁舎」建設は白紙に戻し、再検討する▽不要不急の大型公共事業は見直し中止する▷医療・介護の充実、障がい者・子育て支援▽憲法と法の精神にのっとり、公正に市政を行う―などを柱に掲げています。
小西氏は記者会見で政策について、「95億円庁舎」建設の是非を問う直接請求署名運動で寄せられた市民の声を反映させたものだと強調。「市民が巨大豪華庁舎を望んでいるのかを改めて問いたい」と立候補に向けた決意を語りました。
小西氏の略歴 東京大学卒。三菱重工業などに勤務。衆院議員2期(自民)。
2017.11.16