ニュース

7月23日 久木興治郎 没後80年顕彰の集い

DSC_4383_1 戦前の滋賀県出身の日本共産党員、久木興治郎(1908~37年)没後80年顕彰の集いが23日、大津市で開かれました。治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟県本部と同大津支部が主催しました。
 日本共産党の節木三千代県副委員長(県議)、民主青年同盟の岡田太貴県委員長があいさつ。同県本部の西田清事務局長が「反戦活動にいのちをかけた久木興治郎 不屈の青春」と題して講演しました。
 久木興治郎は、現在の愛荘(あいしょう)町に育ち、県立八日市中学(現・八日市高校)を卒業。26年に共産青年同盟に加入し、27年に日本共産党に入党。共産青年同盟関西地方委員・書記として活動。28年の天皇制政府による日本共産党への大規模弾圧(三・一五事件)で検挙され、治安維持法違反で懲役5年の判決を受けて服役。非転向を貫きました。出獄後、大川(淀川の旧流路、大阪市)で遊泳中に28歳の若さで亡くなりました。