日本共産党の佐藤こうへい参院滋賀選挙区候補は5日、高島市の陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場外に155mm榴弾砲の実弾が着弾した可能性がある問題で演習場周辺を視察し10日の政府交渉に向けて住民から要望を聞きました。
佐藤氏は、2015年の重機関銃の場外着弾事故以来5度目となる事故の原因が「人的ミス」ではなく、人家に近い狭い演習場そのものにあることは明白だと強調し、「実弾射撃訓練を中止する以外に再発防止はできない」と述べました。
節木三千代県議、森脇徹市議、あいば野平和運動連絡会の泉勝男事務局長らが同行しました。
日本共産党滋賀県委員会と党県議団は同日、饗庭野演習場での一切の実弾射撃訓練を中止するよう求める中谷元防衛大臣と阪井邦丸今津駐屯地司令宛ての申し入れ書を駐屯地に提出しました。
2025.02.05