日本共産党滋賀県委員会の石黒良治委員長は4日、甲賀(こうか)市の岩永裕貴市長宛てに、「日本共産党と『しんぶん赤旗』の活動を禁ずる不当な決定に抗議し、撤回を求める」申し入れ書を提出しました。
岩永市長は昨年12月25日、「庁内の秩序維持に支障がある」として、市庁舎内での「赤旗」の配達・集金を「不許可」にしました。さらに先月12日には、休憩時間等の勤務時間外の配達・集金までを「不許可」とする総務部理事名の文書を出しています。
石黒氏は「日本共産党の政治活動とジャーナリズムの一翼を担う『しんぶん赤旗』を弾圧する異常な決定だ」と強く抗議し、撤回を求めました。
また、「政党機関紙を含む新聞の購読は職員の自由であり、職員の思想信条の自由、庁舎内での政治活動の自由は断固守られるべきだ」と主張しました。
正木仙治郎副市長は「市長に伝える」と答えました。
申し入れには、党湖南地区委員会の石堂淳士委員長、党甲賀市議団の山岡光広、小西喜代次、岡田重美の各市議が同席しました。
2021.02.04