選挙後初めての滋賀県議会が10日開かれ、3から4議席に前進した日本共産党県議団(節木三千代、杉本敏隆、松本利寛、黄野瀬明子の各議員)は、県民の立場で、三日月大造知事が提案した7議案のうち3議案に反対しました。日本共産党以外の自民、公明、チームしが(国民民主、立憲民主)などはすべて賛成しました。
節木団長は、討論の冒頭、大津市内の県道交差点で、歩道で信号待ちをしていた保育園児らが巻き込まれた交通事故について、犠牲者への哀悼と負傷した人たちの1日も早い回復を願う気持ちを述べ、「事故の詳細と原因などを把握し、対策を講じるよう」求めました。
「県道の構造に関する技術的基準を定める条例」の「改正」について、ビワイチ(自転車による琵琶湖一周)の推進を図るために「2万円の罰則がある『徐行義務』を外すことで、歩行者の安全が損なわれる可能性がある」と反対。「過度のビワイチ最優先の施策と予算執行は問題」だとし、「他の県民のための施策を勘案した節度ある対応」を求めました。
杉本幹事長が琵琶湖対策特別委員長に選出されました。
2019.05.14